最近よく聞くコモンレールって?


ディーゼルエンジン - Wikipedia
コモンレール式
最新の排出ガス規制に対応したディーゼルエンジンでは主流となる噴射方式で、「蓄圧式」とも呼ばれる。燃料の加圧はサプライポンプが行い、噴射制御は電子制御による電磁式インジェクターが行う分業となっている。




他にもユニットインジェクターというのがあるらしい。

ディーゼルエンジン - Wikipedia
ユニットインジェクター式
メインポンプから送られた燃料の圧力を使い、パスカルの原理を応用し、インジェクター内で再度加圧する仕組み。
インジェクターごとに加圧機構を持つため、従来型の噴射ポンプでは不可能な高圧が簡単に得られることから、燃料の微粒化による完全燃焼が行え、燃費の改善に効果がある。フォルクスワーゲン・アウディグループが燃費最優先の考えでこの方式を選んだ。
日本では、電子制御コモンレール式の前段階の技術と見られていたが、日産ディーゼル一社のみは開発を続け、尿素SCR還元システムとの組み合わせで、平成17年排出ガス規制(新長期規制)に、大幅な前倒しで適合を果たしている。




でも、洞爺湖サミットの日産のクルマはコモンレールらしい。

NIKKEI NET 日経Ecolomy:発表資料
昨年欧州で販売を開始したエクストレイルに搭載されているクリーンディーゼルエンジンは、以下の技術を採用している。
 ●ピエゾ式インジェクター
 ●噴射圧力1600気圧のコモンレールシステム
 ●可変ノズルターボ
 ●ディーゼルパティキュレートフィルター(DPF)



ピエゾっていうのは圧電素子(電圧掛けると変形する金属)のことなので、方式とは特に無関係なので念のため。まあリレー装置みたいな。
おそらくそれを使ってうまいこと噴射するんでしょうな。



で、いろいろ見てたら、こんなサイト発見。
以前、福野礼一郎のGT-Rについての記述で、ストイキ領域での排気温度がどうしたこうした、というのがあって意味が判らなかったけど意味調べてませんでしたすみませんすみません


「ストイキ」いまさら聞けない!?自動車用語辞典
ストイキとは、ストイキオメトリ(stoiciometry)の略で、空気と燃料が理想的な濃度で混合して完全燃焼するエンジンの燃焼方式(状態)こと。

極端に燃料の薄い混合気で燃費向上を狙ったものをリーンバーンというのに対して、完全燃焼を追求した従来型のエンジンのことをいい、出力向上や排ガスの浄化に適している。

最近の高性能エンジンは、このストイキ状態とリーンバーン状態を巧みに使い分け、低燃費・低公害・高出力を高いレベルで実現している。




前から思ってたけど、なんかリーンバーンて微妙だよね。やっぱ男は黙ってストイキでしょう。






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