一緒に旅行をしても苦にならないような人を採用する、みたいなことを一時期よく言われたけど、最近は聞かなくなった。
採用活動のトレンドが、そういった情緒的なものから科学的な方向に少しシフトしたみたい(当社比)。


最近だとやっぱ、「地頭力」を評価軸とした「ポテンシャル採用」が流行りかな。

(「時頭力」とタイプミスする人が結構多いみたい)


でも地頭が良くて、前向き・ポジティブで、提案型で、問題解決力が高い、みたいな人とはあんまり一緒に旅行したくないかな。
会社の出張にアテンド的に同行してくれる、というのだったら有用かもしれないけど、もう少しダラダラした旅行だったら、多分途中で鬱陶しくなりそう。
なんでもてきぱき解決されると、味わい深さが無くなってつまらない。

これは情報サイボーグ批判の文脈とも通じるものがある。当の情報サイボーグの人は、「より文化的な生活を楽しむために効率化を図っている」というような発言をしていて、これはまたこれで興味深いんだが。