そんなわけであらためてまとめてみます。

■これまでのマーケティング手法について
テレビは観ないし新聞も買わない、WEB広告は触らないように注意している、メールは知り合いからのものしか見ない。
モノを買うときはまずネットで検索して、個人Blogぽいサイトの感想を読んでどれ買うか決める。
そういう人が増えてきて、従来のマーケティングの手法が通用しなくなってきているようです。

広告を出稿する企業としても、効果の出ない広告には当然お金を払いたくない。そもそも昔からのマーケティング手法は、最近ではもう完全に嫌われてしまっていて、DM郵送や、スパムメール、営業電話などもよほど慎重にやらないと企業イメージを悪くしてしまう、というのは確かにその通りだと思います。

また、検索連動広告を活用しているような企業においても、広告の効果が落ちてきたように感じていて、それはユーザが広告へ飽きてしまったことや、少しクリックするだけですぐ「買って下さい、資料請求して下さい」ページが出てくることへの拒否反応のようなものがあるのではないか、とのことです。

■インバウンドマーケティングの考え方
従来のマーケティング手法は、例えるなら歩いている人にいきなり話しかけて、パンフレットを渡したり、電話番号を聞き出したりしているのと同じことで、そういうことはもう止めましょうよ、ということのようです。

つまり、自社の製品やサービスに多少関係があるような、役に立つ情報、面白いコンテンツを作って公開し、見に来てくれる人を増やし、少しずつ自社のことを知ってもらう。そのうちに何かの機会に思い出してもらってお付き合いが始まる、というような流れでお客さんとの関係を作っていくのがインバウンドマーケティングの考え方なのだそうです。

仮に広告出稿にお金を沢山払ったとしても効果がそれほど見込めない状況なのであれば、どちらにせよもう他に選択肢は無いのかもしれません。

この基本的な考え方について、私なりにまとめてみました。

・自分たちの製品やサービスが、もし誰かの課題を解決できるものなのであれば、これを届けたい。
・これまでのマーケティング手法では難しいが、以下の段階を踏むことで可能になる。
 1)自分たちが提供可能な情報をWEB上で公開し、見つけてもらう
 2)少しずつ自分たちのことを知ってもらい、よければ連絡先を教えてもらう
 3)こちらからの連絡は必要な場合に留め、基本的にはお客さん側から連絡してもらう


上記を実現するには、考え方を変えるだけではなく、それを支えるツールも必要と思いますが、海外では大手ベンダーを抑えて新興企業のHubSpot社がトップシェアなのだそうです。
また運用支援サービスを提供する企業も、この本の著者が代表を務めるマーケティングエンジン社を始め、国内に幾つか出てきているようです。


■SEOとは何が違うのか

検索で見つけてもらえるようWEBサイトを充実させましょう、面白いコンテンツ作って集客をしましょう、というと、要するにSEO対策のようなことかと思われると思います。

インバウンドマーケティングは手段というより姿勢・考え方ですが、この考え方に沿って既存のツールを横断的に、かつ最小限に使うことが特徴となっています。

なお、従来インターネット広告で行われてきた手法は、分野ごとに高機能化・細分化が進み、横断的総合的なソリューションとして機能していないケースが多いそうです。

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とりあえず半日くらいかけて書いてみましたが、なんか内容薄いw 文字だけで1400文字

インバウンドマーケティング
高広 伯彦
SBクリエイティブ株式会社
2013-11-08