■インバウンドマーケティングとは何かは一言で説明できない

一言で説明しようとして「例えて言うなら狩猟から農耕へ」みたいなことを言ってみても、その例えが指し示す概念的イメージが伝わるだけであり、意味が無い。


■「インバウンドマーケティングって、要するにキーワード検索で見つけてもらいやすいBlogとかツイートをして、検索してやってきた人を資料請求とかへ誘導するWEBサイトを作ることでしょ?」への答えは、「だいたい合ってる」

やってることだけを見れば、ベストプラクティスの集合体であり、その通りになぞれば一応形にはなりそう。最初はそれでもいいかもしれない。


■「生まれて初めてマーケティング担当になったんでインバウンドマーケティング勉強してるんだけど、これ以前のマーケティングのことは知らないから、”これまでマーケティングと言えば嫌われ者だったけど、これからは嫌われないマーケティングをやろう”とか言われてもいまいちピンとこない」

エンジニアの方から来た人の場合などでは(私のことです)、「マーケティングの嫌われ具合」について肌で感じる機会が少なく、そのためにこのあたりの感覚がよくわからない、というケースは多そう。そういう人はこの高広さんの本でマーケティングの歴史をざっと読んで、ふーんそういう歴史があるのね、くらいに最低限の理解をしておけば良いのではと思う。

インバウンドマーケティング
高広 伯彦
SBクリエイティブ株式会社
2013-11-08




■で、結局インバウンドマーケティングってなんなん

まず前提事項を

・人々は企業にマーケティングされることに嫌気がさしていたが、ついに逃げる方法を身につけ始めた。これにより、従来のマーケティング手法ではうまくいかなくなった。

  広告メール ⇒スパムフィルタでブロック
  営業電話 ⇒通知番号でフィルタリング
  広告出稿 ⇒TVも見ない、新聞も読まない、WEB広告ブロック

・人々がモノを買う行動が変化しつつある。
 自ら検索し、ソーシャルメディア、Blogといったものを活用するようになった。


 つまり人々が口を開けているところに広告を投げ込む、という時代は終わった。終わったどころか、投げ込むと嫌われるようになり、それどころか投げ込んでも自動的に判別され捨てられる、つまり無視される(嫌われるより悪い)ということすら起きる時代になった。



これから企業はこの新しい環境に則したマーケティング活動を行っていく必要がある。具体的には大きく3つのステップがある。

1)我々を発見してもらう。

2)見込み顧客になってもらう(もうちょっと柔らかい言い方はないか?)

3)買ってもらう

 # 4)買った後のフォロー(=ファンになってもらう?) ・・・ここは最初は考えなくていいかも



で、包括的に支援するツールも出てきている。一つはhubspot

さらに、導入や運用支援をサービス提供する企業も出てきている。的な。