VMWare Player上にクロスコンパイラ環境を構築し、LZOライブラリとOpenVPNのコンパイルをやりかけたところで、クロスコンパイル環境上にOpenSSLのライブラリが必要になった。

そこでOpenSSLをコンパイルしようと思ったが、OpenSSLの「config」コマンドにクロスコンパイル用GCCの情報を渡す方法がどうしても(と言っても悩んだのは1分くらいだが)判らなかった。

というわけで色々見てみたが、どうやら1GBのコンパクトフラッシュであればコンパイル環境を載せても容量的には結構余裕らしいというのが判ってきた(コンパイル性能に直結するCPU性能という意味では不足気味かもしれないけど、そうは言ってもPPC266なら充分なんじゃないかなと。386DXとかいうんだったら大変そうだけど)。

そこでCF側に再度OSをインストール、コンパイルしてOpenVPNまであっさり完成。
コンパイルは多少遅めだけど耐えられないレベルではない。


というわけで、以下まとめ。

・OpenBlockS266はRoHS対応と非対応がある。世の中の記事にはは非対応(旧版)についてかかれたものも多く、注意が必要。
・非RoHS対応版では、コンパクトフラッシュの相性問題があったようだが、RoHS版ならば多分どれでもOK。まあ実績があるものを使うに越したことは無いけど。
・クロスコンパイル環境は必要でないケースも多いと思われる。アプリコンパイルする程度なら本体上で充分。