■経緯


オンプレミスでPOP3で普通に使える(メンテされてる)オープンソースのWEBアプリ形式なメールアプリってのがほとんど無いなあ(irohaMailでもぎりぎりOKだけどフィルタリングが無いのがしんどい)と思ってたけどこれはアリかと。

Open Source Edition Downloads: Enterprise Messaging and Collaboration Software by Zimbra



zimbra出たときは結構気になってていじりたかったけど放置してたら、気付いたらvmwareに買収されていたっぽい。

はてなブックマーク - まさかのブクマ - 2005年10月16日





■ハマりポイント

1)サーバ証明書

POPとSMTPとにSSLで繋ぐ際に、誤りのある証明書を受け入れる機能が無いのでなんとかする必要がある。


2)メール送信

メール送信時に認証が必要なSMTPサーバを使っている場合にもそれがハードルになる。

けどそれはメールサーバ側で解決してもらうということで。。単純にIPアドレス指定でRELAY設定すればOK。


ご参考(書いた記憶が全くない自分の昔の日記):

http://masakano.com/archives/51447492.html>まさかの日記:[Sendmail] /etc/mail/access, access.db, makemapコマンド - livedoor Blog(ブログ)




■セットアップ

簡単だけどポイントが幾つかあるのでメモっとく。

当初、実在しないドメインにした上で、さらに別途ドメインを追加し、、みたいな試行錯誤をしててかなり時間を無駄に。。


***

zimbra opensource editionを普通のメーラとして使うまでの手順

?:必要かどうか不明な手順
■:多分必須


? サーバのホスト名・ドメイン名をグローバルDNS上に存在するものにする
■ SMTPサーバを確保する。要件としては、使いたいドメイン名からの自ドメイン・他ドメインへの送信が可能なこと

■ 普通にインストール。ほぼ全部デフォルト通り
 ■ ドメイン名がデフォルトだとサーバのFQDNになるので、これをドメイン名のみにする。
 ■ ちなみにCentOSでも特に問題ないっぽい。(installのオプション付ける必要あり)

■ インストール完了したら、普段使う自分用アカウントを作成

■ 自分用アカウントで、外部POPサーバ参照の設定
 ■ プリファレンス>アカウント>外部アカウントの追加 にて参照先POPサーバを指定。
 #ダウンロード先を「受信箱」にしておくとiphoneアプリから見たとき便利な気が

 #ちなみにサーバ証明書が実際のホスト名と違う場合には現状対応出来ないみたい(Desktop版だと出来るのにこっちはできないぽい)ので、別途何とかする。

■ 管理画面で下記を設定
 ■ サーバー設定>MTA>ウェブメールMTAホスト名 がサーバのFQDNになっているので、SMTPサーバのFQDNに変更する。
 ? 外部配信用のリレーMTAにも同じ名前が入るので、なんとなくポートだけ587とかにしてみるとか。。